王徳傳-金萱テッカンノン茶

金萱テッカンノン茶

福建安渓から持ち込まれた茶葉を40-45%重発酵、重焙煎で仕上げました。布で包んで揉む揉捻（じゅうねん）を繰り返し、とろ火で焙煎して塊をほぐすという、手間ひまかかる煩雑な工程を手作業で行い、熟練の製茶師の経験と技でこくのある熟した果実の香りといつまでも甘さがあとをひく「観音韻」を実現しました。

王德傳は百年伝わる技で、異なる品種の茶葉を使って鉄観音の豊かな姿を引き出しています。金萱鉄観音は金萱品種で作られますが、金萱は葉が薄く、揉捻では破れやすく焙煎では焦げやすいため、技と辛抱が求められます。熟した果実に新鮮な果実の香りが混じり合い、甘い香りにまろやかな味わい、コクがありながら軽やかです。